共働きの奥さんに、平日の作り置き料理をプレゼントした話。

娘が生まれて以来、妻の誕生日には一人になれる時間と、その時間に体験できるエステやランチチケット等をプレゼントしてきたのですが、今年は視点を変えて、いつもは妻が行っている『平日5日分の夕食を作り置く』ことを私が代わりにすることにしました。


■妻に代わって作った10品を見よ!

共働きの我が家は保育園へ娘を迎えに行き、帰宅後すぐにご飯を食べられるよう、平日5日分の食事を土日のいずれか一日を使って作っており、妻が料理をしている間、私が娘と遊ぶという役割分担でもって行われています。

娘の誕生以降、育児中のママへのプレゼントとして、物や体験の他に「時間」があると考えるようになり、過去2年間はエステとアフタヌーンティーやランチ等をセットにしてプレゼントしてきました(※参考  『なに贈る?乳幼児を育てている奥さんへのプレゼント』)。

ですが、

「ランチを一人で食べるのはさびしい」

という妻の感想を元に、今年は妻と娘が二人でお出かけし、私が翌週分の作り置きを行う事にしました。

で、できあがったのがこちらの料理。
(作り置きなので、タッパーに入れてあったり、火を入れたらすぐにでき上がる状態にしておいてあるものが多いのと、写真が下手なのでお見苦しい所はご容赦ください)

魚介のマリネ
(3歳児がいるので酢は控えめに)
ひじきの炒め煮

ミートボール。ここにトマトソースも作って、煮て食べる。
このまま食べても旨い。

かぼちゃサラダ

ザーサイと野菜のサラダ

牛肉すき煮

麻婆春雨
飽きたら豆腐を入れてもよし

ベーコン・ブロッコリーのソテー

魚の香草パン焼き

カレー

しめて10品。

いやぁ、妻の喜ぶ顔が目に浮かぶようだ。


・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・ごめん、かっこつけた。


これだけの品数をわずか4時間で作る料理スキルは私にはありません。


今回、なぜこのような料理を作れたのか。

その経緯を公開しましょう。。。



■お金を払って料理と後片付け

改めましてこんにちは。
今回の企画は妻の誕生日プレゼントの一環として、「平日5日分の作り置きを妻に代わって行う」というものです。

ごった煮るか炒めるかしかできない私は、5日分の食事を作る自信がなかったため、作り置きをしてくれる家事代行サービスに依頼することにしました。

そのための条件が以下になります。

・1回だけの利用でよい事
・5日分の食事を作ってくれる事
・味付けの調整に対応してくれる事
 (3歳児がいるため、味は濃くしたくない)


以上の条件を満たしてくれる業者をいくつか調べてみましたが、入会金が必要だったり、献立例がなかったり、調理サービスの内容と料金が明朗でない所が少なくなく、一番情報が整理されていたベアーズの『楽ラクうちごはん』を利用することにしました。


『楽ラクうちごはん』には5日間と7日間のプランがあり、今回は5日間プランを選択。

プラン概要は以下の通り。

費用:16,000円
内容:メイン5品・副菜5品の計10品
所要時間:4時間/回
交通費:一律900円
1週間分の夕食をお客様宅にて1度にまとめて調理し、冷蔵・冷凍保存。


で、このサービスを利用するにあたり最も大事なのが、私が(←ここ重要)作ったというていにするため、私(というかベアーズレディーさん)が料理している姿を妻に決して見られてはいけないという事です。

まさに、ツルの恩返しならぬクマの恩返しです。

今回は、一人で過ごすのではなく、娘と過ごしてもらうという大義名分がありましたが、近所の公園レベルではランチを含めても4時間は過ごせないため、遠出してもらう必要があります。
そこで、かねてから行きたがっていたしながわ水族館を猛プッシュし、娘と二人お出かけしてもらう事にしました。

また、もう一つ大事なのは料理を全てベアーズレディー(身内ではBLと略称するそうなので以下BLに統一します)さんに全てを任せるのではなく、私もできる限り料理と後片付けに参加することです。
(でないと、お金にものを言わしているというか、プレゼントをした感がないので)

無事、妻子の出発を見届けてからBLさんを迎え入れ、今回の趣旨を説明し、お手伝いさせてほしいとお願いしました。

その後、BLさんと一緒に台所に立ち、自分で作れるカレーなどの料理は私が作り、乱切りとか短冊切りなどを教えてもらいながらBLさんの指示に従って食材を切り、調理器具を洗うという手伝いのようなお邪魔虫のような事をしました。
手伝いをしたら所要時間の4時間が短くなるかと思いきや、料理をおいしくするコツや夫婦関係についての示唆に富むアドバイスを伝授してもらうなど、楽しくおしゃべりしていると、きっちり4時間かかってしまいました。

迷惑なお願いを笑顔できいて下さったBLさんには、この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
プライベートでも、実の母と肩を並べて台所に立つ経験をしたことがない私にとっては、とても楽しい時間になりました。


■料理の作り置きプレゼントサービス企画はいかが?

さて、今回のプレゼント企画を自分で講評しますと、以下のような良い点が挙げられます。

*夕食時にタッパーを開く度、妻から感謝される(と思う)。
*夫が妻の料理づくりの大変さを体験できる。
*夫の料理経験値が上がる(手伝えば)。


この企画を実現する上では、「夫が作ったということにすること」に意義があるので、4時間以上奥さんに楽しく出かけてもらう必要があります。
今回はたまたま行きたがっていた水族館があったから良かったですが、料理を作る4時間はしっかり出かけてもらえるお店や娯楽施設のチケットをセットにして贈るとなお良いと思われます。

愛する奥さんへのプレゼント案の一つとして参考になれば嬉しいです。
(そして、秘密を守り通して下さい!)


ちなみに、ベアーズの「楽ラクうちごはんプラン」にはAからDまで4つのメニュープランがあるのですが、選ぶ時にPDFをプリントするのが面倒だったので、以下に比較表を作りました。
こちらもメニュー選びの参考にお使い下さい。

※クリックすると拡大表示されます※


ちなみに、娘がミートボールを食べて開口一番、

「おいしい!」

と言ってくれてめちゃくちゃ嬉しかったですっ!(違


*奥さんへの誕生日プレゼント記事は、こちらもご参考ください*

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