Profile

前田 考歩(Maeda Takaho)

プロジェクトエディター
1978年三重県生まれ。
自動車メーカーの販売店支援兼グリーンツーリズム事業、映画会社のeチケッティング事業、自治体向け防災アプリ・保育園検索システム、魚の離乳食通販事業、子どもの成長記録と購入した育児グッズをひもづけたリサーチ事業、テレビCM制作会社の動画制作アプリ事業など、様々な業界と製品の事業企画やプロジェクトマネジメントを行ってきました。

成功と失敗の経験から、プロジェクトがうまくいかない理由を、認知科学・言語学・問題解決の心理学などの視点からとらえなおし、プロジェクトをマネージ(管理)しきろうとするのではなく、プロジェクトにおける環境・状況・所与の条件・遭遇する事象・目標などを「編集」していく「プロジェクト・エディティング」を提唱しています。そして、プロジェクトを編集していくためのツール、「プロジェクト譜(略称:プ譜)」を考案し、それを用いた企業のプロジェクト伴走やプロジェクト型人材育成を行っています。
2018年からは小中高大でProject Based Learningや総合的な探究の時間をプ譜を用いて児童生徒が活動を進められるようにする支援も行っています。

●著書
『予定通り進まないプロジェクトの進め方』(宣伝会議)
『見通し不安なプロジェクトの切り拓き方』(宣伝会議)





●講座、ワークショップ、勉強会実績
プロジェクトマネジメント、セミナー、展示会、動画などをテーマにした講座を公開型、一社研修型で提供しています。
・宣伝会議 『web動画クリエイター養成講座』講師(2017年~2020年)
・宣伝会議 『展示会実践講座』講師(2018年~2020年)
・宣伝会議 『見込客を顧客に育成する セールスコンテンツ講座』講師(2018年~2020年)
・宣伝会議 『BtoB企業のための 自社セミナー企画実践講座』講師(2018年~2019年)
・株式会社NTTドコモベンチャーズ EIR(Entrepreneur in Residence)。
 各種勉強会、ワークショップ、アイデアソンの企画、ファシリテートを実施(※開催レポート


●なんで?プロジェクト
プロジェクトを興し、進めていく力は、これからますます未知なる社会に生きる子どもたちにとっても有用であるという考えを持っています。
子どもが持つとげとげしく、よわよわしく、でもしなやかなprimitiveな能力を大事にしながら、自分の人生のプロジェクトマネージャーとして必要な素養を育む活動を、家庭では娘たち(2011年と15年生まれ)に。仕事ではワークショップなどを通じて行っています。

プロジェクトを興し、進めていくためには、当事者の主体的な関わりが欠かせません。人から与えられたプロジェクト、与えられた「問い」ではなく、自ら「問い」を立て、プロジェクトを自らのものにしなけれなりません。そうした素養を子どもはもちろん、「与えられる問いに最短経路の効率的な答え方」を叩きこまれてきた大人世代を対象に、「自ら問いを立てられるように」、「良い質問をつくることができるように」することを目的に、『なんで?プロジェクト』を行っています。

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